よもやま

てにはあせをかくがかおにはかかない

パソコンの前に座って12時間が経過。

ノートのキーボードが汚れるのをきらって
昔は透明のカバーとかをしていたものだが
今は完全に気にしない。
うっすら茶色くなっている気さえするが、
まだ一年とちょっとしか使ってない事を思い出した。

まあそれはそれとして。

ものへの執着心があまりないので
洋服以外は大事にしない習性があるので、
パソコンがないと生きていけないけれど,
かといって愛でるわけでもない、
俺の冷たさが露呈する、という結論で結ぶ。

30を過ぎて加速度的に手に汗をかく。

初対面の人の熱弁をぼんやりと聞く。
最後に、笑顔で握手を求められる。
握手しながら、自分の汗に気付き、恥ずかしくなる。
いや熱い人なら自分の話を真剣に聞いてくれたと
嬉しくなるのかもしれない。

でももちろん状況は刻々と変わる。
つい先日、とある音楽イベントで紹介された可憐な女性と
ソフトに握手をしたときも
音楽に身を任せながらパーカのポッケにいれていた両手は
じっとりと湿っていたのだった。

かといって拭くのもあんまりだ。

両方のポッケにハンカチを忍ばせて、
常に握っていればよかったのに、と、
一人ハンカチを噛み締める。

そんな液体野郎ではありますが
顔にはほとんど汗をかかず
学生の時はバスケをしても顔はさらさらで
ある意味毛穴つまってるんじゃないのと
つっこまれるほどの不思議フェイスだった。

まあ単純に代謝のなにかが
おかしかったのかもしれないが
今となっては
汗の代わりに油が滲む。

顔の油で車が走らないだろうかと
真剣になやむのは
本当にこの石油世界が嫌いなのもあるけれど
単純に自分の顔を誰かが触った時に
そっとその手を拭いているのを見るのが悲しいだけなのだ。

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甲斐博和
2008.03.05