よもやま

あっというまの1日の終わりに物思う。

今日はなんだかあっというまだった。
最近早起きをしてるから、九時位にはオンなわけだけれど、
編集をちょこちょこやって、それから新宿行って電気屋さん見て、
両親にデジタルフォトフレームでも買おうと思ったのだが何がいいかさっぱり分からず、
やっぱり洋服も見て、でも伊勢丹は行かず、
マックでシェーク飲もうと思ったら椅子にマガジンあったので、
久方ぶりに座って漫画を読んで、ほんで帰ってLittle Miss Sunshineを鑑賞。
あとは映画のお誘いメールを送ったり、位か。
なんだか最近時間が早い。三十代の時間感覚は、二十代だった頃のそれとは明らかに違う。
でもきっと、時計の秒針は同じスピードなわけだから、
(寝てる間にあっというまに回っている気もするが)
きっと充実しているのだろう。楽しい時間程、早く過ぎるのだ。

映画について。
なんか惜しい。面白い要素がたくさんあるのに、なんかもう一つ。
キャラクターも魅力的だし、役者さん達も憎めない。
でも、転がりそうな話題や意外性が、寸止め。
そしてそれらが、想像力の啓発までには繋がらない。

批評というか、ほぼ自分の作品作りの為の戒めなのだけれど。
力強さ、スクリーンの外に零れる力強さ、は、
それはきっと意図とはまた別のところに合って、
もっとコントロールできない、偶然のようなものなのだと思う。
そしてそれは、自分の想い通りに場を運び続ける時間からではなく、
人と人とがぶつかりあったり、
もしくは個人の思念や行動がこんがらがった瞬間に、
初めてうまれるものなんじゃなかろうか、と、思う。

もっと滅茶苦茶に、もっと怖がらず。
もうどうせ名作と言われるものは山ほどあるのだ。
新しいものがいいというわけでもなく、
もっと両腕を広げて、たくさんのことを許容して、ゆるやかに広い心で、
自分で舗装したアスファルトではなく、荒波に乗ってみたい。
スクリーンから、自分の書いた物語を、台詞を、
想いもかけない形で浮かび上がらせたい。

そんなとりとめもないことを夜中に夢想しているのは、
舐め続けている焼酎のせいなのか、それとも眠いのか。

http://www.toca.jp/days/post_225.html
甲斐博和
2009.06.04